サークル髭散化汰(ひげちらかした)

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夏コミ(C100)における売上金詐取の被害について

昨年の夏コミC100で、合同で同人誌を制作していたサークル(代表Ayane(@yuruyuru777、@sciencecomics7) 及び 協力者 山羊ケイ(@keicap2021))から売上金を騙し取られる被害がありました。

Ayane及び山羊ケイはコミケ前の時点で、当サークル代表者を呼び出して、売上金をコミケ会場で一旦Ayane側に渡すようにし、Ayane側で精算するということを一方的にこちらが了承するよう、2対1の不公平な話し合いの場で話を推し進め、強引に合意を迫ってきました。
当サークルでは売上の管理を各サークルそれぞれでやり、後ほど精算することを提案していたものの、上記のような状況と、当時コミケまでの日数が迫っていたことからこれを飲みました。

しかし、コミケ後、精算について一週間以上が経過しても一切の連絡がないことから、Ayane側に確認すると「売上金の精算はコミケで自分のサークルに全額渡された時点で済んでいる」と一方的な主張を繰り返し、精算をしようとしませんでした。

Ayane側ブースでは頒布部数のミス(こちらと合意していた以上の部数の頒布に起因する計画との精算上のズレ)があったことが発覚し、それすら隠蔽しようとしていたことも判明しましたが、再三の会計の誤りの指摘と、返金催促をしたにも関わらず、Ayane側は無視をし、返金対応をしませんでした。
具体的状況として、コミケでの販売部数については、こちらから詳細に問いただしましたが、Ayane側はこちらに対しては複数人で厳重に部数チェックすることを要求してきたにも関わらず、Ayane側では売り子以外はAyaneに一任され、杜撰な管理がなされており、販売部数が本来の冊数と異なっている、Ayane側の主張が二転三転するなどしていました。
また、この時点で、Ayane側は多く頒布した部数により、当初よりも売上が確実に出ており、それを本人は当然認知していないはずがなかったことも付け加えておきます。

代表者同士では埒が明かないため、仲介者を呼んだものの、それでもAyane側は再三の連絡にも一切応じなかったことから、(こちらとしては精算処理の問題に直接関係のない人間を巻き込むのは不本意でしたが)最終的に制作に関わった全員に見える場で本件についてAyane側を問いただしたところ、ようやく返金する素振りを見せてきました。コミケが終わって1ヶ月以上も経ってからのことです。

その時のディスコードサーバーでのやり取り(証拠)が以下です。

しかし、相手方は現金ではなく、自己の都合でアマゾンギフト券を送りつけ、最後まで反省の色は見られず、一方的に蹴りを付けるような態度でした。
加えて、上記やり取りで、仲介者からの連絡を無視していたことについて自白しているとともに、内容が伝わっているはずであるにも関わらず、まるで仲介したこちらが悪いかのような言い分を主張していることについても指摘します。

第一に、こういった行為は創作の場において不適切で、一緒に合同誌制作をするサークルに対して、背信行為にほかなりません。
そして、金銭について再三の連絡を無視し、あるいははぐらかして返金に応じず、金銭をだまし取る行為は刑法(この場合は、本人は詐欺、協力者については詐欺幇助など)に触れる内容です。
当時はこちらが別件で大変忙しかったため、なかなか身動きが取れませんでしたが、金額に関わらずこういったトラブルは、本来であれば警察に相談すべきでした。
決して許される行為ではないと思います。

また、本件は合同誌(学術系VTuber紹介本)の当初告知していた電子版の制作を中止した理由となったにも関わらず、トラブルの原因となった相手方、加害者側からは一切説明をする素振りがなかったため、周囲に影響の少ないタイミングを待って、半年遅れで事情の公表(告発)を行いました。
その際、当サークルに対してトラブル相手のサークルを信頼している方から非難もありました。しかし、これは刑事罰に相当する内容です。警察を仲介していれば、そういった避難をされることはなかったと思います。

さらに、こちらの被害公表後、加害者であるAyane側は合同誌に掲載されている方々などの関係者に対し、こちらの主張が間違っているという旨の内容に加え、その内容について、卑怯にもこちらに認知されないように「他言無用で」などと書かれたDMを送りつけていたことも発覚しました。

これはTwitterで告発くださった方が居たことで発覚しましたが、自身の悪事を火消しする行為であり、反省する気など全く無く「無かったことにしてしまえ」という姿勢の大変不誠実な行為です。本当に許せない気持ちでいっぱいです。

その後ですが、残念ながら、火消し行為に走ったことも含め、公に加害者側から本件に関する反省を伴った謝意の表明は今日までありません。

それどころか、謝意の公表の無いままに、未だにFMかほくでのラジオ出演など活動を続けています。

当サークルとしては、上記の状況を踏まえまして、加害者本人は勿論のこと、本件を認知していながら(特に合同誌制作Discordサーバーに居た者で)、本件加害者とその後も深く関わっている方々とは今後一切の取引を行いません。

これからコミケにサークル参加される方へ。
当サークルとして、こういった行為が創作の場、コミックマーケットで起きたことは非常に残念でなりません。
また、相手方、当サークルどちらにも所属していない他の制作関係者(ディスコードサーバー参加者)は事態を目の当たりにしても極端に事なかれ主義、もしくは相手方を盲信し、何かの間違いだと聞き入れず、周りが信用できなくなりました。

もしこういったトラブルがあった場合は、健全な創作活動の場を守るために、いきなり警察へ相談して構いません。どうか当サークルのように、コミケの参加後に嫌な思い、悔しい思いを残す人が少しでも減ることを願っています。